敷延(しきえん)・宅延(たくえん) って何?
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敷延(しきえん)・宅延(たくえん) って何?
不動産の情報を見ていると、このような言葉を目にすることがあります。
●通路状敷地
●専用通路
●旗竿地
●路地状敷地
これらはすべて下図のような、路地上部分を含む土地形状を表すものです。
【よくある質問】
Q.こんな変形地でも建築することは可能なの?
→はい、可能です。
ただし、建築基準法の定めにより建築物の敷地は道路に2m以上接しなければならないと定められています。
間口(敷地が道路に接する部分の幅)のみならず、路地状部分のどこを計測しても幅が2m以上なくてはいけません。
また各自治体において路地状部分の長さと幅の関係を定めている場合がありますので注意が必要です。
東京都の場合、東京都建築安全条例により
・敷地の路地状部分の長さが20m以下のもの
→路地状部分の幅は2m以上
・敷地の路地状部分の長さが20mを超えるのもの
→路地状部分の幅は3m以上
(注)耐火・準耐火建築物以外の建築物で延べ面積が200平方メートルを超えるものについては以下のとおり。
・路地状部分の長さが20m以下のもの
→路地状部分の幅は3m以上
・路地状部分の長さが20mを超えるもの
→路地状部分の幅は4m以上
(注)安全条例による一定規模以上の特殊建築物の場合、条例第10条による路地状敷地の制限もかかりますのでご注意が必要です。
※建築の際や土地購入の際は、目的とする建築物の建築可否について事前に詳細を市区町村の建築指導課などの担当部署にご確認ください。
◆敷延のメリット・デメリットはどんなこと?
【メリット】
・土地の価格が比較的安い
・道路から1本入るため、通行人から見えづらくプライバシーが確保しやすい
【デメリット】
・建築コストが高くなることがある
理由:重機が入りづらい(道路から建築敷地までの距離が長いため)
・日当たり、風通しが悪い
理由:奥まっていて周囲が隣接建物に囲まれているため
・防犯面で心配な場合もある
理由:奥まっていて周囲から見えづらくなるため
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奥まった先の敷地が広々としているので使いやすそうです。プライバシーも高めに守られるのでは?きっとお好きな方がいらっしゃると思います◎
(もちろん建築の条件を満たせるよう、きちんと調査しています)
特に中古住宅は一期一会。同じ物件はありません。
土地の形も様々で、キレイな形だけが良いとは限らないと思います。
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